2006年05月31日

しばらく・・・

ネットの恐さを改めて思い知らされています。

2ちゃんねるにリンクを貼られてしまったみたいで。
心ない人達のコメントでブログが荒らされていくのは悲しい限りです。

いつも読んでくださっている読者の方々には大変申し訳ないのですが、しばらく更新をお休みします。

このブログはあくまでも私個人のアートの記録を綴っているだけなので誰にとやかく言われるものではありませんが、今、どんなにアートが素晴らしいと、何か記事を書いても逆効果のような気がするし、私が書くことでその展覧会なりアーティストなりに悪い影響があっては申し訳ないので、しばらくお休みしようと思います。

去年の6月1日に自分のアートの記録を残していこうと思って書き始めたこのブログ、ちょうど今日で丸一年、です。ギャラリーをめぐり始めて現代美術を見始めたのもその頃なので、ほんとにまだまだ勉強不足で、”アートオンチ”なんて言われても返す言葉もないです(笑。
ブログを始めた当初はデータベース機能としてのブログの可能性を検証するのが目的の一つでもあったので、フォーマットを決めて記事を書いているのも、そのためです。でも、改めてブログはこういう書き溜めていくような記録にはもってこいのツールだなと感じています。自分の記憶の引き出しからはどんどん抜けていくようなこともしっかり残しておいてくれるので大変役に立っています。


作品を見て感じたことや思ったことというのは、その作品を前にした瞬間が最もフレッシュなものであると思っています。時間が経ってしまってから感想を書こうと思うとなかなか言葉になりません。だから、なるべく見たその日に感想を書くようにしていたのですが、最近はなかなか記事を書く時間も取れず、ついつい2日後とか3日後とかになってしまって、ほんとはもっといろいろ感じていたのに上手く言葉にならない、ということもしばしばです。そういう意味では昔の記事はほんとに思ったことをそのまま書いているので、改めて自分で読み返すといろいろ発見があって面白いです。

作品を見るという行為はとても主観的なものです。どんなにモナリザが世界一美しいと言われても、美しいと思わない人だっているし、世間から何の評価も受けていない絵に涙が出るほど感動することだってあります。画集でしか見たことない絵にぞっこん惚れ込むことだってあるし、大好きな絵のコピーを見るだけで幸せな気分になることもあります。

今、何より悲しいのは、現代美術が、こういう事件で、こんな形で取り上げられて注目されてしまったということです。できれば、このブログも良いニュースで注目されたかったです。

情報発信する立場として意見を、ということなので、考えていることを少し。とても複雑な気持ちなのであまりいろいろ書く気はおこりませんが。

盗作を擁護するつもりはありません。
模写をたくさん描いていた和田さん。
どうして模写だと言わなかったのだろうと思うのです。
言い出せなくなってしまったのか、それとも少し精神的にいろいろな判断がつかなくなっていたのか・・・。
彼の周りにいた人はどうして気付かなかったのでしょう。
どうして忠告してあげなかったのでしょう。
残念で仕方がないです。
私は今、スギ氏の画を実際に見てみたいと思っています。


画像to画像の検索エンジンが出来たら、
全世界的なアートのデータベースが出来たら、
こういう事件も防げるんじゃないかと思っています。
10年前にそんなシステムを構想して、今もそういうものを作りたいと考えているわけですが、WEB5.0?くらい先の話なんでしょうか・・・。
Google、頑張ってくれないかな。

しばらくブログをお休みする間に、いろいろ考えてみます。
それでは、しばらく落ち着くまで、みなさん、お元気で!
posted by sayaka at 19:38| Comment(10) | TrackBack(0) | Memo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さきの私の書き込みにも反応してくださったようで感謝します。心中、お察しします。
最初から模写だと断っていたら…というご意見は尤もだと思います。また、例えば「スギ氏のモティーフによる〜」と一言、タイトルに入れておくだけでも批判はかなり和らいだでしょう。バレなければ大丈夫、という姿勢が透けて見えるから世間の怒りを買うんですね。
少なくとも彼に画家としての「良心」が残っていたなら、発覚した時点できちんと認めるべきだったなぁ、と思います。昨日今日の彼の言い分には到底承服できるものではありませんし、醜悪な印象さえ抱きます。むしろ、こうした無理な釈明を重ねることで、彼はsayakaさんを含め自分の絵に感動した方々を欺き続けることになってしまっている。それは傍観者である私にとっても哀しいことに映ります。
しばらくサイトをお休みされるとのこと。せっかく(契機が契機とはいえ)訪問させていただいたのに残念ですが、事態が鎮静化するまでは仕方ないのかも知れませんね。
機会を改め、いい形で再開されることを祈ります。それでは、ごきげんよう。
Posted by ばうはうす at 2006年05月31日 20:50
うーん、残念…。
たまに「芸力」をチェックして再開の時を待ちます。
Posted by おやかた@金沢 at 2006年06月01日 00:13
2ちゃんねらーって、ネット世界のがん細胞のようにあちらこちらで、破壊をしているようですね。

まぁ、2ちゃんねらーの定義によりますが、印象としてはあまりよい人たちのようには見えませんね。書き込みの文も幼稚だし…。

ともかく、ご事情を察します。
今はやるべきことに集中されるのがいいでしょうね。
Posted by mas at 2006年06月01日 10:43
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Posted by CAT at 2006年06月01日 12:50
なぬっ?よく分からないけどお休みなのかぁ。。。残念だ。非常に残念だ!!でも復活してね!sayakaがどんなふうに生きてるかの確認もしたいんで♪
Posted by ゆっこ at 2006年06月01日 14:28
>mas
アホか。短絡的だよ。
Posted by みんみん at 2006年06月02日 03:26
しばしば言葉遊びになってしまう美術批評の中で、自分の観た作品に対して率直な感想を表明されている誠意あるブログが無くなってしまうのは大変残念なことです。

>画像to画像の検索エンジンが出来たら、
>全世界的なアートのデータベースが出来たら、
>こういう事件も防げるんじゃないかと思っています。

これ、どうなんでしょうね。
美術作品がデジタルなデータに変換されて手軽に扱われてしまうことによって、また表層的な画像で比較判断されてしまうことによって「その場に行って観る」という経験が軽視されてしまわないだろうかという危惧をもっています。せめて芸術というジャンルくらい、高度情報化の潮流に反抗してほしいという個人的希望もあります。

和田氏の剽窃も、ブログによせられた心無いコメントも、表現者としてのモラルについて考えさせられるいい機会になりました。
Posted by たかさきはむ at 2006年06月04日 17:26
sayakaさんが今後アートを目にするたびに
無意識に邪念が入ってしまわなければ良いのですが。

本来アートは比較してみるべきものではないと思います。
比較することでよりその作品を楽しめるのならまだしも、
盗作・模倣のアラ探しをするようになってしまっては作者への冒涜です。

データベースはあくまでも鑑賞者が
自分の好きな作品を探すためのものであって欲しいと願います。
かけがえのない作品とはその人の中にこそ存在するもので
データベース上の最大公約数になってしまわなければいいんですが・・・

スギ氏の作品の中に求めているものが見つかると良いですね!
Posted by Imaza at 2006年06月05日 09:34
しょうがないよ。盗作だって知らなかったら
あの構図に感動する気持ちはわかるよ。
模写ってくらいそっくりなんだから。
誰もが知識がある人間なわけじゃない

知った上で感動なら馬鹿だけども
あなたは純粋に何も知らずにそのとき
その絵を見て感動したんだし
知識がなかったことについて何の罪もないよ。
心を痛める必要なんて何一つない。ほんとだよ。
Posted by きさき at 2006年06月08日 09:52
はじめまして。
以前に偶然見つけたこちらのブログ いろいろと東京周辺で起こっているアートのことが知れて 来させてもらっていました。
ほんとこんな形でお休みになるなんて、もったいないページだと思います。
いろいろ嫌な思いをしたりして、大変だと思いますが、是非ともこれからもがんばってくださいませ。
Posted by nonoko at 2006年06月16日 17:38
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