2005年11月30日

第五回 曙会展

大きめの日本画が並ぶ。
ぐるっと部屋を一回りした最後の一画にものすごいパワーを持った作品があった。
赤く燃える「金」。そこに浮かびあがる物憂げな女性。この「金」の使い方はもしや、と思ったらやはりそうだった。先日京橋の紫鴻画廊で個展を見た加來万周氏の作品だった。紫鴻画廊の個展では全て小さめの風景画だった。その金銀の優美な風景画は、若い世代の作家さんが描いたとはとてもじゃないけど思えないようなもので、ほんとにびっくりしたのだが、でもなぜか、スゴイのだけど、私の心にガツンとくる何かがなかったのだった。そのガツンが今回の人物画で一気に押し寄せてきた。ものすごいパワーだ。「金」が普通の金ではないのだ。”きらびやか”な金ではない。むしろ自然に画に溶け込んでいるように見える。金によって画が描かされてしまっているような画は多い。そうではない。「金」が完全にコントロールされている。
赤く燃える「金」・・・、初めて見る心にガツンとくる「金」でした。

〜銀座 スルガ台画廊(11/29)〜
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2005年11月29日

日吉恵理子個展

この日めぐった展覧会の中で最も心に残ったもの。

ぐっと迫ってくるような力強い画。下着姿の筋肉質な女性が描かれているのだけど、まどろむような優しいものではなく、「祈り」をイメージする力強い”気”に溢れている。その力強い気が少し暗く重い色調でより強まってギャラリーがはりつめたような空間になっている。
削られたような力の入った表面。それは削っているのではなく、紙が重ねて貼ってあってその上に絵の具が塗り重ねられているのだった。
画面構成も、クロスになっていたり、三幅対になっていたりと少し宗教的だ。
静かで力強い「祈り」の空間。

〜京橋 ギャラリー山口〜
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2005年11月28日

北斎展

すごい、すごいとは聞いていましたが、ほんとにすごいですね。
展示もすごいし、人もすごい。

でも、なんだかとても嬉しかったりする。
日本が誇る「北斎」の、この集客力。
これぞ、日本の芸術パワーって感じで。

一つ一つの作品をじっくり、なんてとてもじゃないけど出来る状態ではなかったけれど・・・。最も感動したのは、「日月龍図」でした。

ueno.jpgueno2.jpg

〜上野 東京国立博物館(11/24)〜
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2005年11月27日

山口晃展

私は山口氏の画を三越100周年の広告で初めて知った。その頃まだ現代アートに疎かったのだけど、ただひたすら面白くて、こんな画を描く人がいるんだーと感動し、画の隅々まで全部見て楽しんだのだった。

「ウォーリーを探せ」ではないけれど、こういう細かいサービス精神たっぷりのユーモア溢れる画は大好きだ。

洛中洛外図的な構図の作品しか知らなかったので、エロティックなドローイングや武士や馬のメカ的な画はとても衝撃的だった。アニメと絵画の中間のような。

三越ということで、年配の方が多いのだけど、こういう画をどういう感覚で見ているのかなぁというのはとても興味がある。でも、ちょっとハラハラしますね(笑。

自分の住んでる街も描いて欲しいなぁ・・・。

〜日本橋 三越本店新館7階ギャラリー(11/25)〜
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2005年11月26日

石田貞雄・高橋正子・山崎康誉

山崎康誉先生。私の高校の恩師。
大学時代に先生の個展に初めて行った。ギャラリー汲美。今は日本橋にあるけど、そのときは銀座だった。思い起こせば、そのときが私の初めてのギャラリー体験だったかもしれない。授業で美術を教わってはいたけれど、それまで先生が描く画を見たことはなかった。初めて見たときは、すごく繊細な抽象画で、学校での先生とは全く違う一面を見たような気がしてとても衝撃を受けたのを覚えている。恩師だからというわけではないが、私は先生の画がとても好きだ。色が好き。何層にも重なる色。いちばん上の表面の色は白っぽいグレーなのだけど、その表面と、削られて表れる下の色が、風化した壁画のような少し古代的な質感で。四角、クロス、点がところどころに描かれていて、街の風景のようでもある。見ていると、少し乾いた風と流れていく時を感じる。
97年か98年にやった個展で確かタイトルが「青」という作品だったと思うけど、その青の色がとにかくステキで、”欲しい”と思った。大学生の私に買える値段ではなかったけれど、いつかお金がたまったら買おうと思った。それまで画は美術館とかで見るものでしかなかった私に、画は買えるもの、所有できるものという初めての感覚を持たせてくれたのが、この画だった。
当時は分からなかったのだけど、アートの世界にきてから、高校教師をやりながらも制作活動をして定期的に展覧会をしているという先生はとても珍しい、ということに気付いた。今回の展覧会も全て新作。壁に並ぶ新作の画を見ながら、精力的に画を描き続けている先生に出会えたことを本当に嬉しく思い、自分も頑張らなきゃとつくづく思ったのだった。
先生、ありがとう。

〜日本橋 ギャラリー汲美(11/25)〜
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2005年11月25日

「景色」大島真由美 個展

屏風。屏風というと、その部屋の空気を落ち着かせて楽しませるような雰囲気の画を想像するが、全く違う。ギャラリーに小さくおかれた畳の上に並べられた大小の屏風は、からしの黄と紺碧の青がとにかく鮮やかで、立体作品のように力強く主張する屏風だった。鮮やかな色と力強い線で描かれているのは、人体。首のない人体だ。何かの細胞かのように無数に描かれる胴体だったり、手や足の部分が大きく描かれていたり。奇妙ではあるけれど、不思議なのは、その首がないということが意外にも気持ち悪くない、という点だ。頭(脳みそ)と身体が分離しているような気がしていて、頭と身体のどちらの感覚を大切にするかといったら身体、と大島氏。首のない人体は、無数に描かれて人格を感じさせない。そして様々にからまって、自然の中に溶け込んでいくようで、それは土の一部だったり山だったり・・・。表と裏の画が少し見え隠れするあたりも屏風としての面白さがある。
残念だったのは、もう少し広いところで見たかったなぁということ。広い空間でこの屏風を眺めてみたかったなぁ、と。

〜日本橋 アートギャラリー環〜
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2005年11月24日

アニッシュ・カプーア「JAPANESE MIRRORS」

びっくりした。こんなに大きなものと思っていなかったので。
巨大な漆のお皿が壁にかかっていて。表面は鏡のよう。

鏡というより漆の輝きがとても眩しくて作品に間近で対峙すると目をどこに合わせてよいかわからなくなるくらい、皿から出る光と気を感じる。近づいたり、遠くから見たりしてみる。鏡面は凹レンズになっていて、遠くにいるときは逆さに映っていた自分の姿が、近づいていくとある時点で切り替わって突如自分の姿が大きく映し出されたり。それはまるでなにかの映像作品を見ているかのような面白さ。漆のレンズの中に映っている自分が異次元の世界にいるような、そんな感覚。お皿は一つ一つ色と形が違っていて、それぞれでそのレンズ効果を見ていくととても面白い。また、近くに寄るとお皿が何かに共鳴しているように音を発していることに気付く。気持ちのいい音ではないが、空気の震えを皿を媒介にして感じるような音。

漆って濃厚な光とパワーを持っているなぁ、と。日本人ではない作家が漆というものすごい日本的な素材を使って作った作品に「日本」を見せられる。面白いです。

〜上野 SCAI THE BATHHOUSE〜

〜追記〜
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2005年11月23日

シェル美術賞展

1418点の応募から選ばれた43名の作品。
いいなと思ったもの。

・小野沙織「メマイ」:ガラスのパネルかと思ったら布だった。透明感のある面白い作品。
・八田真太郎「ミメーシス行為の堆積」:描きこみが力強くて印象的。
・伊藤正澄「landscape」:藁のような布をコラージュ的に用いていて面白い。私の中ではいちばん。
・塚本智也「記憶の花」:大巻伸嗣氏の作品を連想する。滲むような花がいい。
・吉野涼子「チョコレート色の空の下」:犬がかわいい。
・岸本志穂「夜明けの通行人」:パネルを削った描き方がおもしろい。他の作品も見てみたい。
・平田立人「seventh continent」:なんだか分からないけど、惹かれる。
・鈴木雅明「街灯」:グランプリ作品。遠くからぼーっと見ていたい感じ。
・掘込幸枝「びん1」:とても丁寧に描かれているなぁと。
・横井山泰「まっすぐ歩けない」:鮮やかな緑とトカゲが印象的で。


外に出たら代官山インスタレーションの作品が(写真)。「white spot」(小山大吾、佐藤嘉洋、三家恵伍)。紅葉した樹の中のwhite spotが揺れて、地面にはその影のようにwhite spotが貼られていて。なかなかステキでした。

daikanyama.jpg

〜代官山 ヒルサイドフォーラム〜

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2005年11月22日

ガラスと木のからくりアート展

松岡正剛氏ファンの私。松岡氏が命名して書籍編集をしているギャラリーがあることを知って以前から行こうと思っていて、今日やっと行ってきた。九段下にあるNIKIギャラリー冊。

高橋みのる氏の、木のからくりおもちゃが面白い。ハンドルを回すと重りが持ち上がって、それを放すと重りが落ちていく力でからくりが動く仕組み。全て木で作られている。あまりの丁寧な作られ方にびっくりするくらいだ。木は色もニスも塗られていなくて、そのままの素材感。でも色の違う木をうまく組み合わせていてとても美しい。とてもアナログな作りと動きで、ぎこちない感じもするのだけれど、むしろそれがコミカルでもあって、見ていて飽きない。
重りの力で動く以外のからくりも。中でも、横に揺れる力でうごく三日月にウサギが二匹座っているものや、木琴のような木の鍵盤が波のように動いてウサギがサーフィンするからくりのものがあって、楽しい。木の作りが本当に丁寧なので、子どもにも安心で、ぜひ遊ばせたい感じだ。

書架もあって、お茶も飲めるギャラリー。春には千鳥が淵の満開の桜を見ることが出来る絶好の場所。ステキです。

〜九段下 NIKIギャラリー冊〜
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2005年11月21日

笑うゴリラ 阿部知暁展

ゴリラ。ゴリラの顔が並ぶ。思わず微笑んでしまう。知り合いのおじさんやおばさんに囲まれているみたいな雰囲気。あまりに人間的なその表情に思わず微笑んでしまうのだ。獰猛な様子は皆無だ。どっしりと穏やかでユーモア溢れる空間。

ゴリラ、ゴリラ、ゴリラと画が並ぶ中で、一つだけイタズラな作品がある。「human or Ape」。もっと大きくても良かったのでは?と阿部氏に話したが、さすがにそこまでは出来なかったと笑う阿部氏。でも、この作品に対峙した時の鑑賞者をみてるのが何よりも面白い、とか。身づくろいする人もいれば、全然見れない人も。私はその前で大爆笑しましたが。さて、皆さんの反応はいかに。

〜京橋 NC Art Gallery〜
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2005年11月20日

いかに生きるか

アーティストは美しいものを作るばかりでなく、いかに生きるべきかを考えることが大事。一瞬の存在である我々が何をなすべきかは、宇宙的視野で考えないとリアリティーを得られない時代になってきた。


〜逢坂卓郎 11月19日日本経済新聞「アート探求 逢坂卓郎の「GROUND」」より〜
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逢坂卓郎展「GROUND」

いつもは正面入り口からすぐのところにある階段をあがるのだが、今回の展示では2階にあがるのに、奥にある階段とエレベータのみ。なんかすごいしかけがあるのだな、とワクワクする。真っ暗な部屋なので、中に居る人に気をつけて、と入り口で注意を受けるが、なにせほんとに真っ暗だから気をつけようにもなかなか難しい(笑。

暗闇。暗闇の中に僅かに光が見える。徐々に目がなれてくると、その僅かな光の色と形がはっきり見えてくる。部屋の壁には300個の発光ダイオード。直接的な光ではなく壁に向けられた滲みの光はとても優しい。ランダムに点滅、ランダムに変色。暗闇の中でボーっとただその光を見ているだけでとても心地がいい。
先日BankART Studio NYKで見た赤い光の作品より、私は今回の作品の方が好きです。


”暗闇の中の光”と言えば、今日のQちゃんの優勝インタビューだ。あの走りにはほんとに感動して号泣した。なんて心の強い人なんだろう。”今、暗闇の中にいる人へ”と伝えられたQちゃんのメッセージにどれだけの人が勇気付けられたことだろう。ありがとう、Qちゃん!
(どうしてもQちゃんの感動を書きたかったので、多少無理やりな話の展開でしたが、お許しを!笑)

〜銀座一丁目 ポーラミュージアムアネックス〜
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2005年11月19日

早崎 雅巳展

エロかっこいい!色がかっこいい。線がかっこいい。そして、エロティック。
描かれているのは、樹と中性的な細い身体の人。樹から身体が生えているのか、身体が樹になっているのか、樹と身体が繋がっている。シンプルな線で描かれている人は少しけだるくて、官能的な姿勢と視線をしている。そして男性器にも見えるイモリのような生き物がその周りをちょっとコミカルに動いている。自然の中で樹に溶け込んでまどろむ人、開放されていく性欲・・・。ちょっとエロい。でもかっこいい。

で、なんと、「肖像画、15分で1000円!」とギャラリー内でライブで描いてくれるというので、描いてもらった!!なんか描いてもらうのってとても緊張しますねー。でも、超うれしい。肖像画ってこんなに嬉しいものだと思わなかった。女性は少し綺麗に描かないといけないから気使いますよ、と早崎氏。ありがとうございます、綺麗に描いて頂いて!かっこいいでしょ?これをほんとに15分で描いちゃうからすごいですよね〜。部屋に飾りまーす。

portrait.jpgportrait2.jpg

〜日本橋 gallery unseal〜
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2005年11月18日

美術教育のあり方

11月18日の日本経済新聞に「育てたい美術館好きの子ども」と題した東京国立近代美術館の一條彰子主任研究官による寄稿がある。「鑑賞」を中心とした美術教育と子どもの頃の美術館体験が、将来の来館者を育て、また子どもの想像力や表現力を高める学びの場となる、としている。

同感だ。中でも、「子どものころに美術館は楽しいと体験すること、そして自分の力で見ることの大切さとその方法を知ること」、これが正に最も重要なことだと思う。

埼玉近美で子どもたちへの美術館案内のボランティアをしていて、私が強く感じたことは、やらなければいけないのは、子どもへの教育ではなく、その親への教育であり、環境を提供している社会への教育だ、ということ。はっきり言えば、鑑賞の仕方なんて難しいことを子どもに教えても仕方がない。与えなければいけないのは機会なのではないだろうか。美術館に来て、鑑賞する機会を与える、それだけで十分だ。その機会を与えない親が多すぎる。その機会、環境を提供していない美術館が多すぎる。そして、ボランティアをしていていちばん目にした光景は、せっかく親子で美術館に来ていても、全くもって親が楽しんでいない、ということだ。見ていて子供がかわいそうになる。親が楽しんでいなければ、子どもに楽しさが伝わるわけがない。そして、そんな中で子どもの目に入ってくるものは限られたメディアの限られた情報。大人は自分で見るものを選択できるが、子どもは出来ないのだ。子どもの可能性と自由は親に責任がある、と思う。

私は2つのことを提言したい。
・子どもに鑑賞の機会を与えるために、美術館として、小・中・高校生までを全て無料にすること(出来るならば学生は全て無料にするべきだ)。
・子どもを持つ親は本を与えるのと同様に美術館・博物館に子どもを連れて行くことを当然の教育と考えること。

なんだか随分強い文調で書いてしまったが、美術教育が削減傾向にある今だからこそ声を大にして言いたい感じ・・・デス。
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2005年11月17日

NEO ART展2005 ベラドンナの會 GIRLS ART展

神楽坂DIE PRATZE。前からそこが舞台スペースになっていることは知っていた。が、最近、銀座のギャラリーでDIE PRATZEでやっている展覧会のDMを見て、「え。いつからギャラリーになったの?」と思い、今日行ってきた。そしたら、どうやらギャラリーとして利用したのは今回が初めてらしく11月の初めから第3章に分けて、NEO ART展を開催しているとのことだった。

舞台空間なので、一面黒い壁。そこに少し大きめの画がずらりと並ぶ。油の匂いがすごい。今やっているのは公募展。作家は全員女性。改めて、女性って、こう集まるとものすごい異様なパワーになるというか、男性とは違う力強さというか、そんなものを感じる。エネルギーの出し方が突出しているというか、刹那的なんだろうか。少し危うくて、でも誰もその勢いを止められない、というような感じ。かなり過激な性描写が多いのもそういうエネルギーの塊のように見える。
印象的だったのは、藤井彩菜氏の「EDDY-02」。油彩の上にペンで渦を描いていて版画のような風合いもある画。それと、松本茉莉子氏の「メジルシ」。うずくまる女の子の上に折り重なるブルーの色の層が印象的。
11月の初めにやっていた第一章の小金井ケイコ展の鉄のフレームも見せて頂けてとても嬉しかった。フレームのある空間でのライブパフォーマンスがあったらしく、ぜひ見たかったなぁ。
DIE PRATZE、ギャラリーとしては今回の展示が最後のようだけれど、これからも要チェックです!

〜神楽坂 神楽坂DIE PRATZE〜
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2005年11月16日

年輪のある街

一気にできた街に年輪はない

・・・・

日本は自然とともに生きてきた。美しいところに住み、生きてきた歴史を表現したい。

・・・・

ちょっと歩くだけで医者がいて画廊や保育園があり、ホールでコンサートや芝居が楽しめる。こうやってまとまっていけばいい。


〜安藤忠雄 2005年11月16日日本経済新聞「TOKIO進化びと」より〜
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2005年11月15日

t×m floin flower-installation

PROMO-ARTEギャラリーのDMを他のギャラリーで目にしてびっくりした。普段平面作品が多いギャラリーでインスタレーション的な展示をやっているらしい。これは見なければと思い、さっそく行ってみる。
美しい空間がそこに拡がっていた。長方形のギャラリーの部屋を天井から四方の壁の隅まで、全空間的に丁寧に演出された空間だった。天井からは本物の樹の枝。そこに吊るされる白いドレス。その白いドレスには赤や黄色に染まった葉。なんと白いドレスは木工ボンドで出来ているらしい。程よい透明感と潤いのある質感がなんともステキだ。そして樹の枝に施されているのは卵の殻を細かく刻んだものが貼り付けてある。さらにその先にあるのは卵の殻で作られたブランコ。その殻の中には白身と黄身の残りが固まっている。作家の平間氏に話を聞く。驚いたのは作家の伊藤庭花氏と平間磨理夫氏は普段は活花をやっておられるということ。たまにこうやって空間演出的イベントをやるらしい。花に命があるように卵にも中に命がある。壊して再生する命という意味において活花と今回の卵に共通するテーマがあるよう。しかし、活花と聞いてものすごく納得した。インスタレーションといってもなかなかギャラリーの全体空間をバランスよく美しく演出するというのはなかなか難しいと思うわけだけど、それが見事に配置されていたからだ。PROMO-ARTEギャラリーは2階で窓が大きく自然光がたくさん入る。昼と夜ではドレスや樹の作る影の様子で大分雰囲気が変わるだろうと思う。今日までの展示で、芸力で案内が出来なかったのが残念だった。

〜表参道 プロモ・アルテギャラリー〜
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日根野裕美展

画廊の空間に立って、鳥肌が立った。少し乾いた感じの淡い色調の画が並ぶ。主張の強い画ではないのに、独特のオーラというか風というか、ぐっと見るものを引き寄せるパワーを放っている。特にDMにもなっている「花の糧」がすごい。静かで少し物憂げな表情の女の子の透明感に鳥肌が立って仕方がなかった。

先週〜今週にかけては、野地氏、川本氏、日根野氏、と藝大デザイン科の卒業生たちの個展が続いて開催されていた。波濤の會では、型にはまらない個性溢れる作品の中で日根野氏の作品は少し埋もれてしまっていたように感じていたのだけれど、全然そうではなかった。やはり個展を見なきゃ分からないなぁと改めて思った。

今日は思いがけない出会いもあり、大収穫の一日でした。

〜表参道 新生堂〜
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2005年11月14日

川本淑子 日本画展

画廊に入って、まずびっくりした。金箔にヤギの画というちょっときらびやかな画を想像していたら、全く違ったからだ。ヤギ、子牛、ハムスター、うさぎ等々、優しい目をした動物達が並んでいて、画廊はすっかりその動物達ののんびりしたほのぼのした雰囲気に包まれていたのだ。それにしてもなんて丁寧な画だろう。立体感のある背景と、一本一本の毛まで描かれた動物達の存在感が見事にマッチしている。中でも私は子牛の顔だけを描いた画が好きだ。子牛の優しい表情がとても可愛らしい。

〜銀座 福原画廊(11/12)〜
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野地美樹子展

波濤の會で、雪の上に映る影の画と銀杏の樹の画を見て、個展をぜひ見たいなぁと思っていて楽しみにしていた。
二人展?三人展?と思うような作品のバリエーションにびっくりした。同じ作家さんとは思えないような、落ち着いた樹の画だったり、可愛らしい椅子と猫の画だったり。やりたいことやろうと思って、と言っていたのがとても印象的でまさにそんなエネルギッシュな個展だったなぁ、と。こちらまで元気になりました。

〜京橋 いつき美術画廊(11/12)〜
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